不動産担保ローンとは、土地や戸建て住宅、またマンションなどを担保としてお金を借りるローン商品のことです。何かを購入する際に、事前にお金を準備してから購入するのが堅実で一番いい方法であるのは確かなのですが、高額な商品の場合などはそうもいきません。特に戸建て住宅や土地、マンションといった不動産などを購入する場合には、ほとんどの方がローンを組んで購入することになります。ローンとは借金のことですから、借りた後に返済の義務が生じてきます。いわば借金を背負って生きていくことになるのです。借りたローンを返済しきるのが法的にも倫理的にも正しいことではあるのですが、長い人生には何が起こるかわかりません。さまざまな予期し得ない出来事のために、借りたローンを返済できなくなる状況というものも生じてきかねないのです。万一のそうした事態になった時に備えるのが不動産担保ローンの担保物件なのです。ローン返済できない時に、債務の変わりに差し出すことで保証としてもらうのが担保です。貸主は差し出された土地や戸建て住宅を売却してそのお金でローンの埋め合わせをすることになります。いわば自分の所有している不動産を身代わりに差し出しますよ、との契約を結ぶのです。不動産担保ローンを契約して戸建て住宅やマンションを購入したものの、会社が倒産して失業したり、病気になって払えなくなったりした場合には、せっかく手に入れた不動産であっても差し出さなければなりません。それが約束というものです。ですから、不動産担保ローンは誰に対しても販売できる商品ではありません。「おいちゃん、この不動産担保ローンおいしそうだね。3つばかし包んでおくれ」「あいよ、毎度あり!」というわけには行かないのです。